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Channel: 首里染織館suikara|首里織、琉球びんがた|美しき布たちの物語に出会う場所
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びんがた御城印販売のお知らせ

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11月3日より始まる「首里城復興祭」に合わせ、首里城公園有料区域内のショップ球陽で、一般財団法人沖縄美ら島財団と琉球びんがた事業協同組合、首里染織館suikaraとのコラボ商品「びんがた御城印」を発売いたします。

 

オリジナルデザインの型紙(左)と完成品(右)

 

奥がデザインと型彫りを手がけた宮城友紀さん、手前は型置きや仕上げ作業などを担当した大城美登里さん

 

御城印のほとんどは、ポストカード大の紙に城の名前やイラストなどが印刷されており、コレクターはそれを御城印帳に集めます。それに対し、今回は麻布にオリジナルデザインを一つひとつ手で本染めしていった珍しいタイプ。沖縄美ら島財団から首里染織館suikaraに「工芸の魅力を発信できるコラボ商品を作れないか」と打診があり、製作に入りました。

 琉球びんがた組合からデザイン案を数点持ち寄り、美ら島財団との協議でデザインを決定。採用されたのは、天底びんがた工房を主宰する宮城友紀さんの作です。月桃紙も検討しましたが、生平麻(きびらあさ)という麻布に染めることになりました。実は麻布の価格もウクライナ戦の影響で高騰し、今回採用した横幅の布は品薄状態で、納品できたのは304枚のみ。

 「手しごとなので量産できず、数量限定での販売になってしまいます。でも、これを機にびんがたを身近に感じていただければ」と、三浦敦子さん(琉球びんがた事業協同組合副理事長)は語ります。

 

 

デザインを担当した宮城友紀さんのコメント

「首里城の御城印を作ることができたのは本当に光栄です。いくつかデザインを考えましたが、ポストカードの大きさにびんがたらしさと首里城の品格を同居させつつ、ちょっとかわいい雰囲気を出すのは工夫が必要でした。文字の両脇には流水と綾雲を置き、配色は正殿内の五色の綾雲を参考にしています。デザインと型彫りは私ですが、型置きや仕上げをしてくださったのは大城美登里さん、染めは7人の組合員が手分けをして行いました。なので、これは琉球びんがた組合みんなの作品です。11月3日からの首里城復興祭にはたくさんの方が首里城にいらっしゃると思います。一人でも多くの方の目に留まり、プリントではない本染めの魅力を感じていただけますと幸いです」

 

沖縄美ら島財団 首里城公園管理センター 

首里城事業課 課長 木下龍太さんのコメント

「想像以上の出来栄えで、本当にうれしいです。日付も押印もありませんが、琉球びんがたの御城印なんて首里城ならではのもの。今回、数量限定ではありますが、ぜひ多くの方に手に取っていただきたいです。御城印帳にしまっておくのはもったいないクオリティですので、額装するなど、日頃から目にする場所でお楽しみいただくのも良いですね」

 

型置き後の生地。青は防染糊です。

 

 

色差し・隈取りそして水元(水洗い)を終えたところ。

 

 

    

ポケットアルバムタイプの御城印帳に入れた場合(イメージ)

 

琉球びんがた御城印

本体 手染めの琉球びんがた

本体サイズ ヨコ100㎜×タテ約150㎜

仕様 PP袋 説明文入り

販売価格 3,300円(税込)

 

首里城公園有料区域内での限定販売です。数に限りがありますので、お早目にお求めください。

 

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